若葉めぐり [詩のアルバム]
五月の光 五月の風
心をいざなう若葉の景色
若葉めぐりを楽しむと
五月の魅力は二倍になる
街で見かける街路樹の若葉
郊外で見る木立の若葉
見る場所は違っても
若葉の緑は新鮮だ
若葉の季節には
風は若葉の匂いをふくむ
若葉の色も濃淡さまざまで
若葉めぐりは心楽しい
見上げる若葉の梢では
光と風と若葉の遊戯
青葉若葉の梢からは
季節の空も近くに見える
視界に広がる若葉の光
歩道でゆれる若葉の影
若葉に染まって歩いていると
いのちの時間が輝いてくる
五月の光 五月の風
心に優しい若葉の景色
若葉めぐりを楽しむと
五月の魅力は二倍になる
夢のエッセンス [詩のアルバム]
心に火をつけよう
内面を熱くしよう
夢をかたちにするために
一歩をふみだそう
夢にはひかりがある
未来の青空がある
どんなに小さな夢でも
夢の実現はいのちの歓びだ
未来のために
夢のリストをつくってみよう
どんなに小さな夢にも
仕上がりイメージをもとう
夢をみつけよう
夢を発見しよう
美しい仕上がりイメージが
未来の夢を現実に変える
夢のかたち [詩のアルバム]
樹液の夢は 若葉の緑
みずみずしい若葉の色
若葉の夢は 青空への飛翔
梢をとびたつモルフォ蝶
春の草木の夢を思う
小鳥の卵の夢を思う
蝶のさなぎの夢を思う
世界は夢でいっぱいだ
いのちには夢がある
世界は夢に満ちている
素粒子ほどの大きさでも
いのちの夢は美しい
世界の音楽には
天使の夢という曲まである
天使の夢も
きっと素敵な夢なのだろう
樹液の夢よ 若葉の夢よ
ぼくの夢のゆくえにも
海の青 空の青が見える
生まれ故郷の青い海が見える
春のすべて [詩のアルバム]
また季節がめぐり
春のきざしをはこんでくる
春の歓びをはこんでくる
各地の花便りが春を告げる
桜前線の北上とともに
日脚は一日一日のびてくる
大気のぬくもりが春を告げる
戸外の暖かい日には
散歩はいっそう楽しくなる
草木のめぶきが春を告げる
みずみずしいめぶきが
戸外の景色を新鮮にする
もうすぐ
小鳥たちもさえずるだろう
可憐な蝶もとびかうだろう
さらに季節がめぐり
春のすべてをはこんでくる
春のすべてをはこんでくる
変化 [詩のアルバム]
太陽や雨や風が
一日一日の変化をつくる
朝昼夜の時間の推移が
一日一日の変化をつくる
ぼくらの夢や憧れが
一日一日の変化をつくる
ぼくらの未来の選択が
一日一日の変化をつくる
昨日と同じ道を歩いても
きっと何かが違っている
周囲の自然も心の動きも
きっと細部が違っている
変化していく周囲の世界
変化していくぼくらの心
さまざまな変化の集積が
一日一日の変化をつくる
太陽や雨や風が
一日一日の変化をつくる
すべての変化の集積が
この歳月の変化をつくる
晩秋の印象 [詩のアルバム]
季節のめぐりは
さまざまな変化を届けてくれる
毎日通る駅までの道でも
さまざまな変化を見ることができる
晩秋の季節には
柿の赤い実やサザンカの花が印象的だ
ところどころの家々の庭の植木や
空の眺めが印象に残ることが多い
柿の赤い実もサザンカの花も
複数の場所にあるので心に留めて歩く
日常の心に残る情景が
内面の感覚の栄養になっていく
ナンテンの赤い実や
秋の澄んだ青空も印象に残る
季節のめぐりは
さまざまな歓びを届けてくれる
空の眺め 秋の体験 [詩のアルバム]
秋の戸外では
空の眺めを体験しよう
こう心に決めたとたんに
空の変化が身近になった
詩を考えるとき
キーワードが羅針盤になる
秋の戸外では
空との出会いがあるだろう
高く澄んだ青空や
うろこ雲とも出会うだろう
さまざまな空の眺めが
心に残っていくだろう
いくつもいくつも
空の詩が生まれるだろう
戸外を見ると季節の空が見える
秋の体験が始まった
路上の影絵 [詩のアルバム]
太陽のふりそそぐ日には
戸外の陰影にも魅力が生まれる
近くの散策道を歩いているとき
木立の影も美しいと思った
風に揺れる木立の影が
路上に影絵をつくっていた
ふと立ち止まって
揺れる木立の影を眺めた
風が吹くと
木の葉の影が揺れる
風が吹くと
梢の影も揺れる
たったこれだけのことだったが
影絵の印象は心に残った
太陽のふりそそぐ日には
光にも影にも魅力が生まれる
光る海 [詩のアルバム]
太陽が前方にあるときには
光る海を見ることができる
光る海とのめぐりあいも
海を見る歓びのひとつだ
検見川の浜では
一面の光る海を見ることができた
真上からの太陽のひかりが
さんさんとふりそそいでいる
広い範囲の海面がまばゆく輝いて
明るい海の情景を演出している
水平線までもとどく光る海
沖を行く船舶もシルエットで見える
一面の光る海の輝きのなかでは
海の突堤もシルエットで見える
ぼくも光る海のシルエットとなって
波打ち際を歩いてきた
セミの季節 [詩のアルバム]
梅雨明けとともに
またセミの季節がめぐってきた
日比谷公園では
セミの合唱を聴くことができた
花見川の散策道では
アブラゼミを見ることができた
セミの声は
いのちの声
セミの声は
いのちの響き
セミの声は
いのちの呼びかけ
久しぶりにセミの声を聴いて
夏の到来を実感した
積雲の輝きとともに
またセミの季節がめぐってきた
波打ち際 [詩のアルバム]
海への憧れは
波打ち際からはじまる
海の魅力の扉は
波打ち際からひらかれる
オゾンに満ちた潮の匂いと
視界いっぱいの海の眺め
波打ち際には
いつでも無限の開放感がある
春の潮干狩りや
夏の海遊び
秋の渚の散策や
冬のカモメ体験
波打ち際には
季節季節の変化や楽しみもある
ときには波打ち際ですごしながら
海の魅力と出会いたい
カレイ [詩のアルバム]
検見川の浜の突堤に行くと
釣りの情景を見ることもできる
朝の早い時間から
さまざまな人が釣りを楽しんでいる
長い突堤を歩いていると
釣りの成果が目に入ることがある
カレイを見ることができたことは
検見川の浜の収穫のひとつだ
ボラやハゼやサヨリは見たことがあるが
カレイを見たのははじめてだ
こんな魚も獲れるのかという気持が
余韻となって心に残った
検見川の浜の波打ち際では
カレイを収穫したセグロカモメも見かけた
めずらしい情景とのめぐりあいも
海辺の歓びのひとつだ
夏の潮風 [詩のアルバム]
太陽のまぶしい夏
海遊びの楽しい夏
海辺の歓びは
素肌に触れる夏の潮風
夏の潮風が
新鮮な磯の匂いを運んでくる
夏の潮風が
自然との一体感を運んでくる
潮風とふれあう時間は
海辺の時間も爽快だ
潮風に吹かれていると
海との一体感が生まれてくる
太陽のまぶしい夏
海遊びの楽しい夏
マリンスポーツの疾走感が
朝のメッセージ [詩のアルバム]
なにを好きになるかによって
周囲の風景は異なってくる
なにに惹かれるかによって
未来の方向が異なってくる
海 空 大地
無限の魅力に満ちているこの世界
関心の領域を広げると
世界はもっとすばらしくなる
海を好きになったら
海の詩が生まれるようになった
カモメを好きになったら
カモメの詩が生まれるようになった
好きなものを見つけよう
好きなものを発見しよう
好きなものへの憧れが
ぼくらの未来の方向を決める
海辺の時間 [詩のアルバム]
潮の香り 波の音
突堤から眺める海の景色
海辺ですごすひととき
めぐる時間はかぎりなく豊かだ
太陽の射し込む方向は
海の反射がきらきらまぶしい
海が光る 波が光る
心が広々とあかるくなる
ときどき海面で跳ねるのは
飛び魚の影 ぼくの夢
海の青 空の青に染まっていると
いのちの感覚がよみがえる
潮風に吹かれながら
砂浜で眺める海の景色
海辺ですごすひととき
めぐる時間はかぎりなく豊かだ
海の夕陽 [詩のアルバム]
夕方訪れた検見川の浜では
海の夕陽とめぐりあった
海の突堤を歩きながら
美しい夕陽を眺めた
どの場所で出会っても
夕陽には邂逅の歓びがある
潮風に吹かれながら
日没まで海の夕陽を楽しんだ
海辺ですごすひとときには
細部の変化の楽しみがある
夕陽の染まるウインドサーフィンの
練習風景も見ることができた
夏のカモメ・ウミネコの
飛翔のシルエットも見ることができた
美しい海の夕陽には
いつでも心に残る魅力がある
歓びのシーン [詩のアルバム]
季節の花を眺める
小鳥のさえずりを聞く
戸外の自然を楽しむ
ひとつひとつの出来事が
歓びのシーンをつくっていく
季節のアルバムをつくっていく
海の突堤を歩く
カモメの飛翔を眺める
海の変化を観察する
ひとつひとつの出来事が
歓びのシーンをつくっていく
海のアルバムをつくっていく
美しい音楽を聴く
好きな本を読む
毎日 詩を書く
ひとつひとつの出来事が
歓びのシーンをつくっていく
人生のアルバムをつくっていく
海のエッセンス [詩のアルバム]
海を見に行こう
海の眺めを楽しもう
よく晴れた日には
潮風にふかれよう
さざ波や 波の音にも
心をいざなう魅力がある
潮風は海のささやき
磯の匂いをはこんでくる
さざ波は海の微笑
揺れる波紋を心にのこす
波の音は海の鼓動
自然のリズムが心にひびく
海を見に行こう
海辺の時間を楽しもう
太陽のさす日には
光る海も眺めよう
海と空のパノラマが
夢を見つけよう [詩のアルバム]
夢を見つけよう
美しい夢を発見しよう
夢には
未来のひかりがある
夢を思うとき
心にひかりが射しこんでくる
夢には
未来の青空がある
夢を思うとき
心に青空が広がってくる
夢には
未来の着地点がある
夢を思うとき
心にゴールが見えてくる
夢を見つけよう
美しい未来を発見しよう
夏の歓び [詩のアルバム]
太陽のかがやく夏 積雲のまぶしい夏
季節のめぐりは 夏の歓びをはこんでくる
夏の歓びは 潮風に吹かれるひととき
海辺では まばゆい太陽の光も歓びだ
潮の匂いや波の音 無限に広がる海の眺め
海辺ですごしていると いのちの感覚がよみがえる
夏の歓びは いのちあふれる戸外の景色
セミの声が心に響く夏 活気と活気がめぐりあう
夏祭りや海の花火 揚羽蝶や美しいムクゲの花
心を広げて眺めると さまざまな楽しみがある
太陽のかがやく夏 積雲のまぶしい夏
季節のめぐりは また夏の歓びをはこんでくる
季節の変化 [詩のアルバム]
毎日なにかが変化している
毎日なにかが新しくなる
戸外を歩いていると
季節の変化に気がつく
青葉の季節から海の季節へ
海の季節もトビラをあける
これからはぼくの詩にも
海の情景がふえるだろう
いくつもの海の景色が
こころをいざなっている
海 空 大地
すばらしい素晴らしい季節のめぐり
街を歩いているときにも
海の青 空の青がよみがえる
夏のプランをつくろう
言葉の不思議 [詩のアルバム]
海 空 大地
言葉は不思議だ
三つの言葉を並べただけなのに
美しい自然が目に浮かんでくる
夢 憧れ 希望
言葉は不思議だ
言葉を組み合わせただけなのに
未来が明るく思えてくる
恋 愛 約束
言葉は不思議だ
三つの言葉のなかから
恋人たちのドラマが見えてくる
過去 現在 未来
言葉は不思議だ
言葉には深い奥行きがある
人類の歴史まで表現してしまう
夏の海 夏の空 夏の大地
言葉は不思議だ
夏という言葉を加えただけなのに
積乱雲の輝きまでよみがえる
海を見にいこう [詩のアルバム]
海の眺めを楽しもう
よく晴れた日には 潮風に吹かれよう
海には 心を誘なう新鮮な魅力がある
潮風は海のささやき
磯の匂いをはこんでくる
オゾンに満ちた海辺の大気は爽やかだ
海辺に行くだけでも開放感が生まれる
波の音は海の鼓動
海のリズムが心にひびく
くりかえす波の音は魅力に満ちている
波の音を聴くだけでも活力が生まれる
さざ波は海の微笑
揺れる波紋を心にのこす
揺れる波紋広がる波紋の模様は美しい
いつ見ても優美な印象を感覚にのこす
波打ち際の白い水しぶき
渚で遊ぶカモメたちの声
ウインドサーフィンを楽しむ若者たち
海には さまざまな点景の魅力もある
海を見に行こう
海辺の時間を楽しもう
太陽の射す日には 光る海を眺めよう
海と空のパノラマが心を広々とき放す